こんなタイトルを読ませておいてなんですが、
人によっては、
不思議でもなんでも無い話かもしれません。
まぁ、私のブログ自体が
独り言のようなモノだとも思うので、
サラッと読んでネ。
昭和60年の事なのですが
つくば万博に行った方
いらっしゃいますか?
当時、私は10歳。
茨城県の日立市に住んでおり、
つくば万博の会場へは
私の父とおるさんの運転で出かけました。
どういう基準で選んだのかは聞いていないのですが、
とにかく、富士通のパビリオンが人気なので
入場早々、列に並ぶため
家族全員で猛ダッシュしたのは
後にも先にも、あの時だけです。
私の妹ちぃちゃんは7歳だったので
時折、セッカチなとおるさんは
小脇にちぃちゃんを抱えながら
ヒィヒィ走ってました。
いい大人が小さい子供をこんなにも振り回しておいて、
つまんなければ怒っちゃうぞ。。。
ここには、ミッキーみたいな
分かりやすい魅力的なアノ感じがないし。
コスモ星丸くんぢゃぁ、
ちょっと子供心が暖まらないというか、
お出かけは嬉しかったけど
テンションの上がり所がピンボオケなまま
夏の暑い日差しの中
長蛇の列に並んでおりました。
とおるさん:「あー、走ったら喉が渇いたなぁ~。
かよこ、麦茶ちょうだい。」
私の母かよこさんは
なれた手つきで水筒からカップへ麦茶を注ぎ、
とおるさんがカップを受け取り飲もうとした時でした。
私:「ちょっとまって!」
そう言うと
かよこさんが手にしていた水筒の中を覗き込みました。
中には麦茶と氷、そして、
ぐちゃぐちゃに割れたガラスの破片が入ってました。
当時、我が家で使っていた魔法瓶は
外側はステンレスボトルで
内側はガラスで出来ているものでした。
猛ダッシュした時に
シェイクシェイクで氷がガラスを砕いた結果でした。
とおるさん:「こりゃダメだ。捨てよう。」
そう言うと、その場で処分してました。
かよこさん:「さっちゃん、よく分ったね~!」
と聞かれても、私は何と言ってよいのか分かりません。
ただ、勝手に口から出てきただけだし、
勝手に体が水筒を覗いただけだし、
水筒がガラスで出来ているなんて知らなかったし、
だし、
だし、
たし…
今思い返しても謎です。
肝心なパビリオンは
片方赤色、片方青色のペラペラメガネをかけて
大きなスクリーンを見るアレで、
当時としては
「うわぁー!映像が飛び出てるー!!」
と大喜びだわ
なんなら乗り物酔いっぽくなる位まで満喫しました。
それ以外には
やたら蒸し暑い観覧車に乗った事と
期待して食べた宇宙食が
何ともいえない味でも
「これはおいしいんだもんね…」
と謎の頑張りで完食したり
他にも何かあったはずなのですが…
時の流れや